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3月11日に発生致しました東日本大震災は東北地方を中心に多大なる被害を及ぼし、また被災地のみならず日本全体に影響が広がっている状況ではございますが、今回15回目の開催を迎えるIRSJは、11月に横浜で予定どおり開催する方向で準備を進めております。
本来であれば15回の記念講演となりますが、海外演者の招聘が難しい状況ですので、国内の眼に関する現状を振り返ることにしました。近年老視矯正が注目を浴びておりますが、元来日本人は近視の割合が高く、各国の近視率と比べても突出しております。
そこで今回のIRSJでは「近視メカニズムとその予防・矯正」をメインテーマに掲げ、改めて近視について基礎知識から最新情報まで幅広く企画いたしました。臨床編では、近視矯正でスタンダードになりつつある、フェムトセカンドレーザーにスポットをあて、角膜屈折矯正手術のさまざまな症例の紹介、各機種の特徴や近視矯正以外への応用など最新情報を臨床の現場から講演・報告頂きます。基礎編では、近視の成因と予防についてお話して頂き、基礎面から深く掘り下げ、皆さんと一緒に理解し新たな研究・臨床の礎となることを期待しております。
今回も臨床機器研究会と同時開催ということで、幅広く多くの方に秋の横浜を訪れて頂き、皆様の役立つ事を願っております。 |
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我が国における屈折矯正手術の健全な発展を目指して設立された本研究会も今年で15回目を迎えます。
近年屈折矯正の重要性が再認識されており、白内障・屈折矯正手術だけでなく眼鏡やコンタクトレンズによる屈折異常・老視の矯正・治療やその予防法にも世界的な関心が高まっています。そこで本年は、「近視メカニズムとその予防・矯正」をメインテーマとして企画致しました。
まず基礎編では、近視の成因とその予防・治療法などについて、我が国の第一人者である大阪大学眼科の不二門 尚教授に世界的な最新知見を含めて解説して頂きます。これらを元に眼鏡やコンタクトレンズだけでなく白内障・屈折・老視矯正手術・人工眼内レンズの新たな矯正・治療法への発展に繋がることを期待し、眼科の臨床家だけでなく視科学の基礎分野の方々にも大いに役立つことを願っています。
また、臨床編としては、新たな治療法として最近特に注目されているフェムトセカンドレーザーの眼科手術応用の特集講演を企画致しました。フェムト(femto、記号f)は10-15を表し、フェムト秒は「1000兆分の1秒」と超短時間を意味します。つまり光と言えど1フェムト秒では0.3μm、つまり300nmしか進めない短時間である。レーザーが発明されて高々半世紀しかなりませんが、フェムト秒レーザーは眼科医療を大きく変えるかも知れません。後半の座長には北里研究所メディカルセンター病院の鈴木雅信教授にお願いし、新進気鋭の臨床家である、京都府立医科大学眼科の稗田 牧先生と北里大学眼科の神谷和孝先生のお二人にフェムトセコンドレーザーの眼科手術応用についてご講演頂き、最新知見・情報を皆様方と共有して頂く予定です。
今回の企画が、眼科学や視科学分野での屈折・老視矯正に興味をお持ちの眼科医だけでなく企業での開発や基礎分野の研究者、視能訓練士の方々にとっても基礎から臨床まで大いに役立つことを願っています。ご期待頂ければと思います。 |
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